「東通原子力発電所原子炉施設保安規定」の認可について


平成16年6月30日


 当社は、平成16年6月4日に東通原子力発電所の原子炉施設保安規定(以下、保安規定)の認可申請を行っておりましたが、本日、経済産業大臣より認可を受けました。

 東通原子力発電所の保安規定は、東通原子力発電所の初装荷燃料の取扱いに関して保安上必要な措置を定めたもので、核燃料物質等による災害の防止を図ることを目的としています。
 具体的には、新燃料の取扱いに係る保安活動の品質保証のための取組み、保安管理体制、燃料や放射線の管理などについて規定しています。

 本保安規定は、東通原子力発電所で使用する初装荷燃料を発電所に搬入する日より適用することになります。また、本日より当社原子力情報コーナーにて公開することとしております。

 なお、原子力発電所の運転や保守管理などに関する事項については、原子炉に燃料を装荷する前までに定め、国の認可を受ける予定としております。

「東通原子力発電所原子炉施設保安規定」の主な内容は、別紙のとおりです。

以上


原子炉施設保安規定とは、「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」第37条第1項および関連法令に基づき、原子力発電所を安全に運転・管理するために遵守すべき事項を規定しているもので、原子炉設置者が原子力発電所ごとに定め、国の認可を受けることが定められている。