別紙1

再発防止対策


1.仮設分電盤関係
   今後,仮設分電盤の設置にあたっては,端子部に異物がないことを確認し,締め付け後,ねじ頭部にチェックマークを入れる作業を手順に追加する。
 その作業手順および作業記録の作成について,仮設分電盤の据付,点検に関する要領書に追記し,関係者に周知するとともに,作業記録については当社も確認する。
 また,現在設置している仮設分電盤の全てに対して前記と同様の点検等を実施する。


2.通報遅れ関係
  (1)既に実施した対策
        @元請各社への「迅速な情報連絡」についての周知徹底
元請各社に対して迅速な情報連絡について文書にて周知・徹底を要請した。

A施工会社等の全従業員への「迅速な情報連絡」についての趣旨徹底
当社が施工会社等の全従業員に対し,迅速な情報連絡についての講話を元請会社毎に全従業員を集めて月一回行う合同朝礼の場にて行った。

  (2)今後実施する対策
    @施工会社作業責任者との対話
施工会社の作業責任者と当社の社員による対話を行い,迅速な情報連絡の必要性や緊急時連絡先について周知・徹底する。

A緊急時連絡ルートの周知徹底
火災発見時に連絡先がすぐ分かるように緊急時連絡ルートを明示した現場携帯用カードを作成し,施工会社等の全従業員に配布する。また,現場の緊急時連絡先の掲示を現状より増やす。

B火災発見時のページング使用の周知徹底
火災発見時の情報連絡手段として最も有効であるページングの設置場所を建屋内に掲示するとともに,火災発生等の緊急時通報連絡手段としての使用を再徹底する。

C緊急時連絡小冊子の作成・周知
災害防止策,迅速な情報連絡の必要性,通報連絡,避難ルート等を記載した災害予防および対応に係る小冊子を作成し,施工会社等の全従業員に配布するとともに,その内容の読み合わせを実施し,意識の高揚を図る。

D情報連絡意識高揚の垂れ幕設置
建屋入り口など目につきやすい場所に迅速な情報連絡についての垂れ幕を設置して意識高揚を図る。

以上