平成16年1月29日

　当社は、東京証券取引所における市場買付けなどによって昨年１１月までに取得した自己株式を活用し、株式交換により企業グループの東北インテリジェント通信株式会社を当社の１００％子会社とすることといたしました。

　当社は、企業グループの事業領域について、電気を中核としたエネルギー分野をコア領域とするとともに、情報通信事業については周辺事業領域と位置付けて事業を展開しております。この情報通信事業においては、既存資産を最大限に活用しながら、通信サービス、ソリューション、コンサルティングなどについて、地域に密着した市場の開拓を行っており、東北インテリジェント通信�鰍ﾍ、独自の光ファイバ設備と最新の技術で構築した通信ネットワークにより、最先端の高度な通信サービスを提供し、東北地域の高度情報化の一翼を担っております。

　こうした中、通信分野においては、急速な技術革新などを背景に今後更なる競争の激化が予想され、将来の経営環境の変化に備えていくためには、迅速な意思決定など経営の機動性と自由度を高めるとともに、企業グループとしての統一した事業戦略のもと、一層収益性を重視した事業の展開を図る必要があります。
　このような観点から、東北インテリジェント通信�鰍�当社の１００％子会社とすることとしたものです。

　１００％子会社化にあたりましては、自己株式を割り当てる株式交換により実施することとし、本日、当社と東北インテリジェント通信�鰍ﾍ株式交換契約を締結しております。

　なお、株式交換に向けた今後のスケジュールおよび株式交換比率につきましては、別紙のとおりです。