平成15年11月26日
10月分の販売電力量は、60億7,700万kWh、対前年比102.5%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。
(電灯)
9月中旬の高気温による冷房需要の増加に加え、低圧高稼動契約が増加したことなどから、対前年比103.8%の実績となりました。
(電力)
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業務用電力は、契約電力が伸び悩んでいるものの、9月中旬の高気温による冷房需要の増加などから、対前年比102.4%の実績となりました。 |
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小口電力については、低圧電力は、契約電力の減少や低圧高稼動契約への移行に加え、冷夏の影響による農業用機械の稼動低下などから、前年実績を下回りました。高圧電力Aは、契約電力は伸び悩んでいるものの、機械を中心として操業水準が高めに推移したことなどから前年実績を上回りました。この結果、小口電力計では、100.3%の実績となりました。 |
[参 考]
(大口電力)
大口電力は、非鉄の電気機械向け素材、機械の自動車関連部品・デジタル機器向け部品などの生産が好調さを持続していることなどから、対前年比103.4%の実績となりました。
10月の発受電電力量の合計は、66億1,900万kWhとなり、計画比102.0%、前年比100.8%の実績となりました。
(自社水力)
電源地点の降水量は少なかったものの、需給対応による貯水池の計画的な落水を実施したことなどから、出水率101.0%のほぼ平水となり、発電量は計画を1,800万kWh上回る5億7,300万kWhとなりました。
(自社火力)
需要の増加や原子力の発受電量の減少などから、発電量は計画を9億7,800万kWh上回る45億2,800万kWhとなりました。
(自社原子力)
女川原子力発電所2号機の定期検査延長のため、計画を5億4,400万kWh 下回る10億2,800万kWhとなりました。
(他社受電)
火力の受電量が増加したことなどから、他社受電合計では計画を3億7,800万kWh上回る14億6,800万kWhとなりました。
以 上
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