平成15年10月28日
平成15年度上半期の販売電力量は、359億1,100万kWh、対前年比 100.2%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。
(電灯)
年度当初においては、昨年の春先の気温が高かった影響から高めの伸びを示したものの、記録的な冷夏により冷房需要が減少したことなどから、対前年比99.8%の実績となりました。
(電力)
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業務用電力は、冷夏により空調需要が減少したものの、郊外型店舗や医療関係の新増設を中心に契約電力の増加がみられたことなどから、対前年比100.3%の実績となりました。 |
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小口電力については、低圧電力は、冷夏による冷房需要の減少や低圧高稼動契約への移行などから、前年実績を大幅に下回りました。高圧電力Aは、機械業種を中心として操業水準が高めに推移したことなどから、前年実績を上回りました。この結果、小口電力計では、97.5%の実績となりました。 |
[参 考]
(大口電力)
大口電力は、夏場の空調・冷却機器の稼動低下があったものの、鉄鋼や機械、非鉄などで操業水準が高めに推移したことなどから、対前年比102.0%の実績となりました。
平成15年度上半期の発受電電力量の合計は、395億4,200万kWhとなり、計画比で99.7%、前年比では99.8%の実績となりました。
(自社水力)
融雪出水後、降水量が少なく一時渇水傾向となりましたが、7月から9月にかけ降水量が多かったことから、出水率107.0%の豊水となり、発電量は計画を3億3,200万kWh上回る55億1,100万kWhとなりました。
(自社火力)
原子力の発受電量の減少などから、計画を44億7,700万kWh上回る285億8,900万kWhとなりました。
(自社原子力)
女川原子力発電所1号機および2号機の定期検査延長のため、計画を28億1,700万kWh下回る50億5,300万kWhとなりました。
(他社受電)
豊水の影響や火力の受電量が増加したことなどから、他社受電合計では計画を31億kWh上回る125億8,800万kWhとなりました。
以 上
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