平成15年10月1日
当社は,本日より仙台火力発電所1号機を長期計画停止といたしました。
当社では,電力自由化の進展など電力市場における競争環境の激化などを踏まえ,一層のコスト低減を図るため,スリムで効率的な設備形成を目指してきております。
こうした中,同1号機については,運転開始から40年以上が経過し,経年化によりメンテナンスコストが割高となっております。このため,当初,平成14年12月からの長期計画停止を予定しておりましたが,女川原子力発電所1号機の定期検査延長等を踏まえ,夏場の供給力対策としてこれまで運転を継続してまいりました。
同1号機の今後の取り扱いについては,平成14年4月から長期計画停止としている同3号機と同様,今後の電力需要見通しや地球環境問題への取り組み,電力自由化の進展などを踏まえ検討していくこととしております。
<仙台火力発電所の概要>
○所 在 地 |
宮城県宮城郡七ヶ浜町 |
○出 力 |
52万5千kW(17万5千kW×3基) |
○主な燃料 |
石炭 |
○運転開始年月 |
1号機 昭和34年10月
2号機 昭和35年11月
3号機 昭和37年 6月 |
<仙台火力発電所の運転状況>
1号機 |
平成15年10月から長期計画停止 |
2号機 |
運転中 |
3号機 |
平成14年4月から長期計画停止 |
以上
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