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1. 進捗状況
(1)シュラウドの点検状況
シュラウドの健全性に関する評価について国に報告を行い、2月18日の原子力安全・保安部会原子力発電設備の健全性評価等に関する小委員会(第5回)にて、当社の評価は妥当であり現時点で補修の必要はないとの評価を頂きました。 現状のまま運転を継続するにあたり、5月21日に「発電用原子力設備技術基準特殊設計施設認可申請書」を経済産業大臣に提出し、7月3日に認可を受けました。 (7月3日 お知らせ済み) シュラウドのひびについては、国より現時点では補修の必要はないとの評価を受けていますが、今後適切に点検を行い、ひびの進展状況を確認していきます。
(2)原子炉再循環配管の点検状況
これまでにひびの兆候が確認された原子炉再循環配管の溶接継手部について、新しい配管に取替えるとともに加熱による応力改善を行い、国の検査(供用期間中検査)を受検し合格しています。 (7月9日)
また、従来と異なる超音波探傷検査手法による傷の深さ等の測定および実測を行い、再測定結果と実測データとを比較分析していましたが、結果がまとまったことから7月15日に国に報告を行いました。
(7月15日 お知らせ済み)
(7月4日)
(4)残留熱除去系の蒸気凝縮配管の撤去 (7月16日)
(5)非常用ディーゼル発電機の運転性能検査
非常用ディーゼル発電機などの機能検査を受検した際に、記録の確認が長びいたため、非常用ディーゼル発電機の運転性能検査を一時中断しました。 (7月18日) 国の検査官が記録を確認した後に、非常用ディーゼル発電機の運転性能検査を再開して合格しています。 (7月22日)
(6)低圧タービン(B)のバランス調整 (7月25日 お知らせ済み)
7月26日にタービンのバランス調整を行い、7月28日に原子炉を再起動後、タービンの軸振動等に問題がないことを確認しました。
(7月29日 お知らせ済み)
以 上 |