平成15年5月20日
当社は本日、仙台市において、合計出力が2,000kW未満の風力発電プロジェクトを計画されている事業者を対象に、応募案件に対する検討の順位付けを行うための抽選を実施いたしました。
2,000kW未満の風力発電プロジェクトについては、これまで3月下旬に系統連系に関する予備検討申込みを受付けし、4月下旬に検討結果を回答、5月上旬より本検討の受付を開始しておりました。今回の抽選はこの本検討の申込みを行った事業者を対象としたものです。
今後は、本日の抽選による順位付けに従い、当社への系統連系の可否等に係わる詳細な技術検討を進めたうえで、10月頃を目途に連系候補者を決定することとしております。
なお、応募状況については、次のとおりです。
【応募状況】42件、58,350kW
以上
[参 考]2,000kW未満の風力発電プロジェクトに係る募集概要 |
(1)募集対象: |
次のいずれにも該当する案件
@平成15年度から平成17年度までに受給開始するもの
A |
出力合計が2,000kW未満の風力発電設備で、当社の高圧または低圧配電線へ連系するもの
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BRPS制度(※)における「電気」のみを当社に販売するプロ
ジェクト |
(2)募集量: |
1万kW |
(3)購入価格: |
3円00銭/kWhとします。 |
(4)受給期間: |
受給開始日から起算して17年間とします。 |
(※) |
RPS制度とは、平成15年4月1日より全面施行された「電気事業者のよる新エネルギー等の利用に関する特別措置法」に基づき、電気事業者に対して、毎年度、その販売電力量に応じて一定割合以上の新エネルギー等から発電される電気の利用を義務付けるもの。本制度により、「電気」自体と「新エネルギー等電気相当量」を別々に取引することが可能となりました。 |
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