日本重化学工業グループのエネルギー部門の事業再建に関わる契約書の締結について

平成15年5月13日

 当社は、本日、日本重化学工業梶i以下「日重化」という)、日重化グループの日重水力梶A和賀川水力梶i3社とも 管財人 多比羅 誠氏)、ならびに東北地熱エネルギー梶i以下「東北地熱」という)との間で、日重化グループエネルギー部門の事業再建に関わる契約書を締結しました。

 当社は、3月27日に、同社グループのエネルギー部門の事業再建に関し、3社管財人および東北地熱との間で基本合意書を締結し、その後、事業集約にあたっての詳細条件等について、管財人と交渉を行ってきましたが、本日、日重化グループの会社更生計画認可決定の確定を前提として、下記の内容を骨子とする契約書を締結したものです。

以 上

<契約書の概要>
(1)事業再建スキーム
@
日重化の当社葛根田地熱発電所1号機への地熱蒸気供給事業、松川地熱発電所における電気供給事業を東北地熱に営業譲渡
A
東北地熱を存続会社とした、日重水力および和賀川水力との合併
B
東北地熱の株式を減資し、増資株式を当社が引受け(増資に係わる諸条件については、今後、管財人ほかと協議の上決定)

(2)従業員の引継ぎ
 事業運営に必要な人員について、東北地熱が日重化グループより67名程度の従業員を引受ける(引受けの詳細条件については、今後、管財人と協議の上決定)
(3)今後の予定
 10月1日を目途に営業譲渡および合併等を実行する

以 上