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女川原子力発電所1号機 第15回定期検査の状況 (平成15年1月分) |
1. 進捗状況 女川原子力発電所1号機は,9月8日より第15回定期検査を開始しています。
(1)シュラウドの点検状況 中間部リング,下部リングの超音波探傷検査によるひびの深さの測定データを分析した結果,ひびは各リングの全周に点在しており,中間部リングについては深さ最大約17mm,平均約7mm,また,下部リングについては深さ最大約25mm,平均約14mmでした。
(2)原子炉再循環配管の点検状況 当該配管の全ての溶接継手部の点検調査を1月30日に終了しました。
(3)原子炉圧力容器ノズル改造工事 応力腐食割れに対する予防保全の観点から行っていたノズルの改造工事を終了し,国の使用前検査の受検準備を進めております。 (4)残留熱除去系の蒸気凝縮配管の撤去 配管内に水素等の非凝縮性ガスが滞留しないように残留熱除去系の蒸気凝縮機能に係る配管の撤去工事を終了し,国の使用前検査の受検準備を進めております。 (5)制御棒駆動水圧系配管等ステンレス製配管の点検状況 東京電力株式会社 福島第一原子力発電所3号機および4号機において発生した,制御棒駆動水圧系配管の塩化物に起因する応力腐食割れ事象に対する原子力安全・保安院の指示(平成14年11月27日付)に基づく点検を継続して行っています。
3. 安全上重要な機器におけるトラブルに該当しない ひび,傷等の状況について 今月(平成15年1月)の主要機器の点検情報は,添付−2 のとおりです。 以 上 |