新たな社内公募制度「キャリア・デザインプログラム」の導入について

平成15年1月30日

 当社はこのたび、能力・意欲のある社員の発掘、適材適所での活用、組織の活性化等を目的とした、新たな社内公募制度「キャリア・デザインプログラム」を導入しました。

 当社では、これまで、社内ベンチャー制度による起業家募集や東北エネルギーサービス鰍ヨの出向者募集など、特定の課題に対する社内公募を実施しており、現在、この公募により選抜された社員は、チャレンジ意欲も旺盛であり社内で高い評価を得ています。
 
 今後、電力自由化の範囲拡大など厳しい競争の時代を迎える中、各部門のベース的な業務についても戦略的思考や専門スキルの必要性がますます高まってくると思われます。一方で、当社が厳しい競争に勝ち抜き、さらなる成長をはかっていくためには、社員自らが主体的に能力・スキル・キャリアの形成・向上に取り組むこと、あわせて、このような人材を快く送り出し、また受け入れた後、さらに社員を伸ばすという組織風土が必要となります。こうした点をふまえ、今回、新たな社内公募制度を導入したものです。

 社員の公募にあたっては、毎年2月ないし3月を募集期間とし、応募資格は、これから自分自身のキャリアを自ら切り開いていくのに相応しい年代層という点を考慮し、満35歳未満を対象としています。社内イントラネット上に掲示された求人票を見た異動希望者は、事務局(人財部)に応募を行い、1次選考(書類選考)、2次選考(面接)の合格者が異動候補者として人材登録されます。登録対象者は1年以内に定期異動等で募集個所に異動することが可能となります。
 なお、本年度は、第1ステップと位置付けていることから、募集個所を本店としていますが、今後、制度の効果や課題などを検証しながら、支店や出向などに対象個所を拡大していきたいと考えています。

 本制度を積極的に活用することにより、能力発揮の可能な新たな機会を得ることによる社員のモチベーションの向上、能力・意欲のある社員と優れた人材を求める受入職場双方のベストマッチング、さらには、自らの努力で主体的にキャリア形成、自己実現の可能性が広がることによる組織の活性化等につながるものと考えています。

 なお、「キャリア・デザインプログラム」の概要は別紙のとおりです。

以 上