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女川原子力発電所1号機 第15回定期検査の状況 (平成14年11月分) |
1. 進捗状況 女川原子力発電所1号機は,9月8日より第15回定期検査を開始しております。 原子炉圧力容器ノズルの改造工事の一部が終了したことから,11月28日から原子炉へ水張りを行っています。 2. 主要機器の点検状況 (1)シュラウドの点検状況 原子炉の水が抜かれている期間は被ばく低減の観点から作業を中断しており,原子炉の水張り後に点検を再開します。 (2)原子炉再循環配管の点検状況 原子炉再循環配管について,過去に傷の兆候の認められた4箇所の溶接継手部について配管の内面からの点検調査を継続実施した結果,浸透探傷検査により傷が確認されました。 (3)原子炉圧力容器ノズル改造工事 応力腐食割れに対する予防保全の観点から,炉心スプレイノズル,予備ノズルなどの改造工事を継続して行っています。 (4)残留熱除去系の蒸気凝縮配管の撤去 配管内に水素等の非凝縮性ガスが滞留しないように残留熱除去系の蒸気凝縮機能に係る配管の撤去工事を継続して行っています。 (5)非常用炉心冷却系(ECCS)機器の点検状況 残留熱除去系では,熱交換器(A)の開放点検を行っています。 (6)主復水器の点検状況 主復水器(A)の点検を継続して行っています。 3. 安全上重要な機器におけるトラブルに該当しない ひび,傷等の状況について 今月(平成14年11月)における女川原子力発電所1号機の主要点検機器の情報については,添付−2 のとおりです。 以 上 |