【自主点検作業の調査方法】
1. 記載に矛盾、重要な情報の削除はないか
2. 関係法令に照らし合わせて、問題ないか
1. 記録間の照合(調査チーム実施)
(1) |
記録確認 |
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a. 当社保有の記録類の確認
b. 工事施工会社保有の記録類の確認
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(2) |
当社記録と工事施工会社の記録との照合 |
2. 法令等に基づく手続きの確認(手続きが必要なものが適正になされているか)
(1) |
工事実施にかかわるもの |
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設備更新、改造および新規設置工事について、以下に基づき、必要な工事計画認可(届出)の手続きがとられているかを確認する。
<電気事業法第47条> |
(2) |
故障・不具合が発生、発見された場合 |
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a.トラブル報告
工事報告書において故障・不具合が発生、発見された旨の記載があった場合には、以下に基づき、報告すべき事象に該当するか否かを確認する。
<電気関係報告規則第3条第1項>
<実用炉規則第24条第2項第3号>
<大臣通達> |
b.技術基準
その不具合が技術基準に係るものである場合には、以下に基づき、技術基準を満足するか否かの評価がされているか、あるいは取替え、修理が適正になされているかを確認する。
<発電用原子力設備に関する技術基準を定める省令>
<電気工作物の溶接に関する技術基準を定める省令> |
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なお、明確な判断が難しい場合には、関係者からの聴取により確認する。 |
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