平成14年10月25日
当社,女川原子力発電所1号機(平成14年9月8日から第15回定期検査中)は,第12回および第14回定期検査において原子炉再循環配管の4箇所の溶接継手部に傷の兆候が認められたことから,今回の定期検査で配管の内面から詳細な点検調査を実施することとしておりました。
(9月20日お知らせ済み)
このたび点検調査の準備が整ったことから,10月27日(日)より当該配管の内面からの点検調査(目視検査注1,浸透探傷検査注2,超音波探傷検査注3,材料調査注4)を開始しますので,お知らせいたします。
なお,4箇所全ての点検調査が終了するのは11月中旬以降の予定ですので,結果については,まとまり次第別途お知らせいたします。
以 上
(注1) |
目視検査では,材料表面に見える,傷の位置確認および長さの測定を行います。 |
(注2) |
浸透探傷検査は,材料表面について,浸透液の指示模様によって,傷の有無,傷の位置確認および傷の長さの測定を行います。 |
(注3) |
超音波探傷検査では,超音波の反射を利用して傷の深さ測定を行います。 |
(注4) |
材料調査では,断面観察,硬さ測定,破面観察等を行います。 |
・系統概略図・原子炉再循環配管 鳥瞰図
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