平成14年10月9日

　当社では，電気温水器保有のお客さまのうち「通電制御型夜間蓄熱式機器割引」適用の契約業務について点検を実施し，その後平成１３年度に電気温水器の新設・買替等があった契約について点検を行ったところ，合計２８０口のお客さまについて電気料金割引措置の適用が漏れていたことが判明いたしました。（本年６月５日に公表済み）

　その後，資源エネルギー庁からの指示も踏まえ，引き続き平成１２年度以前にも遡って電気温水器の新設・買替等があった契約について割引が適正にデータ登録されているか点検を行ってまいりましたが，今般その点検作業が終了し，さらに９６４口の割引適用漏れが判明いたしました。

　割引適用漏れの主な原因としては，お客さまが電気温水器を買替された際に，工事店等から機種変更の申込みがなされなかった一方で当社としても電気温水器に関する情報伝達が的確に行われなかったこと，またお客さまから機種変更の申込みをいただいた際に，当社が契約に係る情報の入力処理を誤ったことなどによるものであります。
　割引適用漏れのお客さまに対しましては，速やかに割引額を計算し精算をさせていただいているところであります。
　また，今後このような処理誤りが発生しないよう，業務処理ルールの再徹底や入力結果に対する二重チェック徹底等社内の管理・チェック体制を強化するとともに，電気温水器をご利用のお客さまに割引制度を広く周知するなどの再発防止策を講じ，すでに実施しております。

　当社としては，今回の件を，お客さまの信頼を損なう重大な事態であると受け止めており，ご迷惑をおかけしましたお客さまに深くお詫び申し上げます。今後は，再発防止策の徹底と業務の適正処理に万全を期してまいります。　

以　上