女川原子力発電所1号機のシュラウド点検状況について[続報]

平成14年9月26日

  当社,女川原子力発電所1号機(平成14年9月8日から第15回定期検査中)において認められた,原子炉圧力容器内のシュラウドの中間部リングおよび下部リングの溶接線近傍のひびの詳細(個所,長さ)について,お知らせいたします。
 中間部リングの溶接線近傍のひびは12個所点在しており最大の長さは約10cm(注)です。
 また,下部リングの溶接線近傍のひびは61個所点在(注)しており,最大の長さは約13cmです。
 今後は,当該ひびの深さについての点検を行っていく予定です



以 上


(注) 既報のひびの個所数および長さは,水中カメラを移動させながら,現場に設置したモニターで画面の揺れや時間的制約の中で確認した暫定値です。事務所にてビデオにより,詳細に確認した結果,既報の個所数および長さと若干の変更があったものです。

ひびのスケッチ(中間部リング溶接線近傍・下部リング溶接線近傍)
中間部リング溶接線近傍ひび(拡大写真)


(9月23日のお知らせ内容)

原子炉圧力容器内のシュラウドについて,原子力安全・保安院の指示に基づく点検を行っていたところ,10時16分頃,中間部リングの溶接線近傍にひびがあることが認められました。引続き今回点検対象の残りの溶接線について点検を行い,その結果についてもお知らせいたします


(9月23日続報のお知らせ内容)

 中間部リングの溶接線近傍において,長さ数cmから最大14cm程度のひびが12個所部分的に点在していることが認められました。
 下部リングの溶接線近傍においては,目視可能な範囲で長さ数cm程度から最大13cm程度のひびが50数個所点在しているのが認められております。ひびの詳細については,確認出来次第お知らせいたします。