平 成14年6月4日
女川原子力発電所2号機は,7月5日(金)より7月11日(木)までの予定で中間停止を計画いたします。
今回の中間停止では,原子炉再循環ポンプ(注1)(A)軸封部(メカニカルシール)(注2)のシール室(シールキャビティ)圧力にわずかながら低下傾向が認められるため,夏場の電力の安定供給に万全を期す必要があると判断し,電力の使用量がピークを迎える前に,予防保全の観点からプラントを計画的に停止し点検を行うこととします。
<女川原子力発電所2号機の概要>
・ 所 在 地 |
宮城県牡鹿郡女川町および牡鹿町 |
・ 電気出力 |
82万5千キロワット |
・ 原子炉形式 |
沸騰水型軽水炉 |
・ 運転開始 |
平成7年7月28日 |
以 上
<参考>当社女川原子力発電所の現況
女川原子力発電所1号機(52万4千キロワット)
|
運転中 |
2号機(82万5千キロワット)
|
運転中 |
3号機(82万5千キロワット)
|
運転中 |
(注1)
|
原子炉再循環ポンプとは,原子炉内の冷却材を循環させるためのポンプでポンプの回転数を変えることにより,冷却材流量を調整し,原子炉出力を増減させます。 |
(注2)
|
軸封部(メカニカルシール)とは,ポンプ内部の水が軸を通してポンプ外部に出ないようにするために設けられている部品。 |
原子炉再循環ポンプメカニカルシール概念図
|