東北電力本店ビルの移転について |
平成14年4月17日 当社が新本店ビルとして入居する「東北電力本店ビル」が、今月24日に竣工する運びとなりました。5月9日に本店を移転する予定であります。 当社が現在入居している「電力ビル」は昭和35年に建設されましたが、近年の高度情報化に伴う執務スペースの確保や東北7県全域の電力系統運用の中枢となる中央給電指令所の更新、マイクロ波無線鉄塔の地上高の確保、さらには仙台市中心部への電力安定供給のための変電所新設の必要性などがあり、本店を移転することといたしました。 平成11年11月より建設が進められた新本店ビルは、地上28階、地下2階、無線鉄塔を含む高さは約150mであり、敷地周辺に植栽を行うとともに、無線鉄塔を建物と一体化した外観デザイン・色彩とするなど周辺地域との環境の調和を図っています。また、外光を利用した自動調光制御システムや太陽光発電設備、夜間の外部冷気を利用して建物内部の熱負荷を低減するシステムなど自然エネルギーの積極的な利用を図るとともに、照明器具などの各種機器には省電力型を採用するなど省エネルギー対策を徹底しています。さらには、冷暖房用の熱源に氷蓄熱および温水蓄熱方式を採用するなど電力の負荷平準化に努めています。 現在の電力ビルについては、新本店ビルへの移転後、所有者である東日本興業(株)がテナントビルとして活用することとしています。 また、電力ビル1階の当社PR施設「グリーンプラザ」については、従来どおり存続いたしますが、設備の老朽化などがみられることから改装を行うこととしており、4月28日から11月24日まで休館いたしますので、あわせてお知らせいたします。 以 上
【新本店ビル名称等
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