女川原子力発電所2号機の
湿分分離ドレンタンク水位調節弁
ボンネット部からのにじみについて

平成14年4月2日

 

 当社,女川原子力発電所2号機(沸騰水型軽水炉:電気出力82万5千キロワット)は定期検査で調整運転中のところ,本日11時15分頃,パトロール中の社員がタービン建屋地下2階の湿分分離ドレンタンク水位調節弁ボンネット部からのにじみを発見しました。

 このため,当該ボンネット部のボルトを増し締めした結果,11時50分,にじみは止まりました。また,にじんでいた水の量は約100cc程度であり,放射能量は約1.3×10Bq以下(通報基準に基づく量の約1/300)でした。
 以上のことから,本事象はトラブルに該当しませんが,国・自治体に直ちに連絡しております。

 なお,本事象による外部への放射能の影響はありませんでした。

 

以 上

【注釈】

*1:湿分分離ドレンタンク
   高圧タービンから出た蒸気の湿分を取除いた凝縮水を受けるためのタンク

*2:連絡時間
   国  :11時35分(FAX 電話連絡)
   自治体:11時35分(FAX),11時39分〜11時45分(電話連絡)

 

(添付)

女川2号機概略系統図
にじみ状況