女川原子力発電所2号機 第5回定期検査の概要
1.定期検査の期間 平成13年12月21日(金)から約3ヵ月間
3. 主要な点検ならびに作業
今回の定期検査期間中に560体ある燃料集合体のうち、116体程度を新燃料(9×9燃料)に取替えることとしております。
137体ある制御棒駆動機構のうち、今回の定期検査では19体について分解点検を実施することとしております。 なお、分解点検の対象となる19体のうち6体について、予備品と取替えることにより、定期検査期間の短縮を図ることとしております。
31本ある領域モニタについて、中性子照射量の程度に応じて取替えることとしており、今回の定期検査では9本について取替えを実施いたします。
アクシデントマネジメント策工事として、以下の機能を強化する工事を実施いたします。 ・原子炉格納容器からの除熱機能
(注)アクシデントマネジメント
原子力発電所の安全設計の評価において想定している事象を大幅に超え、現実には起こることは考えられない炉心損傷に至る事象(シビアアクシデント)に対し、その発生の防止や仮に発生したとしても影響を緩和するために運用・設備両面を充実させる措置のことで、電力会社が自主的に行うものであります。
26,600本ある復水器細管全数について点検し、必要に応じて補修を実施いたします。
以 上