平成13年11月12日
当社では、新潟県を含む東北7県の経済や景気動向および生産状況を把握するため、平成8年3月より四半期ごとに「東北地域の景況調査」
を実施しておりますが、このたび、平成13年7〜9月期の調査結果がまとまりましたのでお知らせいたします。
(調査実施概要)
1.調査対象 |
当社管内の産業用お客さま |
2.調査時期 |
平成13年10月1日〜平成13年10月15日 |
3.調査方法 |
郵送法 |
4.回収状況 |
(発送)1,022社 |
(有効回答数)706社 |
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(有効回答率69.1%) |
(調査結果要旨)
1.業況および景気
○ |
各社の業況については、今期3ヵ月(平成13年7〜9月期)の業況判断DI(「上昇」−「下降」社数構成比)が3期連続のマイナスとなる▲52.1
(「上昇」6.0%、「下降」58.1%)となり、前回(平成13年7月)調査の平成13年4〜6月期判断(▲46.5)から5.6ポイント下降した。
来期3ヵ月(平成13年10〜12月期)の見通しについては、DIが▲35.9と、今期3ヵ月の判断(▲52.1)から16.2ポイント上昇しているものの、
引き続きマイナスとなる厳しい見通しが示されている。 |
○ |
各社が判断する国内全体の景気については、今期3ヵ月のDIが4期連続のマイナスとなる▲74.4となり、前回調査(▲60.8)から、
さらに13.6ポイント下降した。
また来期3ヵ月の見通しについては、DIが▲60.4となり、今期3ヵ月の判断(▲74.4)から14.0ポイント上昇しているものの、
引き続き大幅なマイナスとなる厳しい見通しが示されている。
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○ |
売上高については今期3ヵ月のDIが▲50.7、製品出荷量の今期3ヵ月のDIについては▲49.1となり、いずれも前回調査より下降した。
また、来期3ヵ月については、売上高が▲32.1、製品出荷量は▲30.0となり、双方ともに今期判断からは上昇するものの、
引き続きマイナスで推移するとの見通しが示されている。
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2.生産設備の動向
○ |
生産設備については、今期3ヵ月の「新増設」が9.9%、「減少」も同じく9.9%となり、DIはプラスマイナス0となった。来期3ヵ月では、
「新増設」が8.1%、「減少」が10.2%となり、DIは▲2.1となっている。 |
3.雇用人員の状況、今後の採用計画
○ |
雇用人員の状況については、「適正である」が53.8%を占めているものの、「過剰」(40.3%)が「不足」(6.0%)を大きく上回った。 |
○ |
今後の採用計画は、「現状維持の予定」が61.8%と引き続き高い割合を占めているものの、「増員の予定」(6.8%)が
「削減の予定」(31.4%)を下回っている。 |
以 上
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