女川原子力発電所2号機の手動停止に関する
国への報告書提出について

平成13年10月1日

 当社は本日,先にお知らせ済みの女川原子力発電所2号機(沸騰水型軽水炉:定格出力82万5千キロワット) の手動停止に関して,経済産業省原子力安全・保安院に対して報告書を提出し,受理されました。
 報告書の内容につきましては,今後原子力安全・保安院において検討・評価していただくこととなりますので, 当社といたしましては,国の検討結果を受けた後,今回の事象の原因と対策,復旧予定についてお知らせしたいと考えております。


(参 考)当社からの報告書の概要

 調査の結果,原子炉再循環ポンプ(A号機)第二段メカニカルシール静止リングのシール面にその機能を低下させるような微小な傷が認められたが, その原因は微細な異物が軸封部に侵入したためと推定される。
 このため,当該ポンプの軸封部を取り替えるとともに,メカニカルシールにシール水を供給している配管の洗浄を入念に実施することとする。
 また,メカニカルシールへの微細な異物の侵入を防止するために,次回定検時にメカニカルシールへのシール水供給ラインへフィルタを設置することとする。

以 上