『ただいま。』−東北7県の
古里ツーリズム情報の発行について
−東北は体験学習の宝庫−

平成13年3月30日


 当社はこのたび、「東北地域の魅力PR」の一環として、新潟県を含む東北7県および首都圏、関西圏などの小中学校を対象に、 東北地域の自然の中での体験学習事例を紹介したパンフレット「『ただいま。』−東北7県の古里ツーリズム情報」を発行いたしました。

 これまでに当社では、東北地域の活性化に資するため、東北インテリジェント・コスモス構想、東北ベンチャーランド運動を初め、 東北の伝統工芸、地場産品、地域づくり・イベントなど幅広く東北地域の魅力をPRしてきております。
 今回、東北地域における体験学習事例をとりあげた背景としましては、
  1. 東北地域は、新全総、東北開発促進計画(五次)においても、グリーンツーリズムなどの体験型、参加型の農林水産業の展開や、地域資源を総合的に生かす「新ふるさと産業システム」の展開が求められており、体験学習はその好事例であること。
  2. 総合的学習の時間の導入により、全国的に小中学校のプログラムの中で、農作業等の体験学習が注目を浴びていること。
  3. 東北地域には、体験学習を通じたすばらしい地域間交流が多数存在し、その中の感動や喜びが地域の人々の活力につながっていること。
 などがあります。
 こうした中、東北地域が体験学習の場として大きな魅力を持つことを情報発信することが、 東北地域の新しい地域間交流の促進と地域の活性化につながるとの考えから、本パンフレットを発行することとしたものです。
 本パンフレットは、東北7県からそれぞれ2件ずつ、代表的な小中学校の体験学習の受け入れ先をとりあげ、 関係者への取材を通して得た情報と写真をふんだんに使って、体験学習の内容とそれを通じて得た感動や人々とのふれあいなどをコンパクトにまとめ紹介しております。
 また、インタビューコーナーでは、宮城県七ヶ宿町での農業経験をもつ作家の立松和平氏から、ご自身が参画されている酪農教育ファームなどについて、 冒険家の大場満郎氏からは、故郷である山形県最上町で実践されている冒険学校などについてご紹介いただいております。
 タイトルは、将来、多くの子どもたちが「ただいま。」という元気な声といっしょに、東北の地を何度も訪れてくれることを願ってつけたものです。
 本パンフレットは、東北7県と首都圏、関西、福岡などの小中学校に送付し、修学旅行はもちろん、総合学習の時間に活用いただくこととしております。


発行部数
20,000部
送付先 東北7県、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県の小中学校

以 上