1.業況および景気 |
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各社の業況については、今期3ヶ月(平成12年10〜12月期)の業況判断DI(「上昇」−「下降」社数構成比)が7.1
(「上昇」29.4%、「下降」22.3%)と、6四半期連続でプラスを維持したが、前回(平成12年10月)調査の7〜9月期判断
(12.4)から5.3ポイント下降した。
来期3ヶ月(平成13年1〜3月期)については、DIが▲18.4となり、今期3ヶ月の判断(7.1)から、
さらに25.5ポイント下降する見通しが示されている。
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各社が判断する国内全体の景気については、今期3ヶ月のDIが▲4.9となり、前回調査の7〜9月期判断(12.8)から
17.7ポイント下降した。また、来期3ヶ月の見通しについても、DIが▲15.9となり、今期3ヶ月の判断(▲4.9)から、
さらに11.0ポイント下降する見通しが示されている。 |
○ |
売上高については今期3ヶ月のDIが11.7、製品出荷量の今期3ヶ月のDIについては15.2とプラスを維持したが、
製品出荷量については前回調査から下降した。
また、来期3ヶ月については、売上高が▲20.7、製品出荷量は▲18.4と、マイナスに転ずる見通しが示されている。
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2.生産設備の動向 |
○ |
生産設備の動向は、今期3ヶ月では「不変」が76.8%、「新増設」が20.2%となった。来期3ヶ月では、
「不変」が76.7%、「新増設」が17.2%となった。 |
3.雇用人員の状況,今後の採用計画 |
○ |
雇用人員の状況については、「適正である」が68.6%と引き続き高い割合を占めるなか、「過剰」(18.2%)が「不足」
(13.2%)を上回っている。 |
○ |
今後の採用計画は、「現状維持の予定」が68.4%を占めたものの、前回調査に引き続き「増員の予定」(16.4%)が
「削減の予定」(15.2%)を上回っている。 |