情報システム事業会社の事業統合について 〜本年7月にTCS、TINet、TOSを合併〜 |
平成13年1月31日 当社はこのたび、ますます激しさを増している情報処理・情報ネットワーク分野での市場環境に柔軟かつ迅速に対応し、 企業間競争に打ち勝つことを目的に、企業グループ情報システム事業会社3社の事業統合を行うことといたしました。 当社は昨年3月に、企業グループ全体を含めた長期経営戦略として新長期ビジョンを策定し、新しい東北電力企業グループ像を 「お客さまから選択される複合エネルギーサービス企業」と定め、高い品質と低廉な価格、優れた付加価値とを合わせお客さまに最高水準のサービスを提供する 「付加価値提案型(ソリューション)企業グループ」を目指すことといたしました。 企業グループの事業領域については、電気を中核としたエネルギー分野をコア領域と位置づけるとともに、 情報通信事業については周辺事業領域と位置づけ、既存資源を最大限に活用しながら、通信サービス、ソリューション、 コンサルティング、アウトソーシングなどについて、地域に密着した市場の開拓を行っていくこととしております。 当社はこれまで、地域社会の発展への貢献ならびに電気事業の一層の高度化・効率化を図る観点から、 企業グループとして積極的に情報通信分野の事業に取り組んでまいりましたが、一方で、近年における情報通信・情報処理事業は、 急速な技術革新や規制緩和を背景に、市場環境はますます激しさを増してきています。 当社企業グループとして同事業における成長を持続させていくためには、情報システム事業各社の役割・機能分担の明確化や経営資源の最適配分を行い、 業務プロセスの再構築を図るとともに、自立性の高い事業展開に向けて、最も効率的な業務運営体制を確立する必要があります。 このような観点から、現在、情報システム事業を行っている企業グループ会社の「東北コンピュータ・サービス株式会社(略称:TCS)」、 「東北情報ネットワークサービス株式会社(同:TINet)」、「東北オー・エー・サービス株式会社(同:TOS)」の3社について、 本年7月1日を目途に、合併による事業統合を行うことといたしました。 今回の事業統合により、これまで3社に分散していた人材・設備・ 資金といった経営資源を統合することで情報システム事業の経営基盤の充実ならびに市場競争力の強化を図り、 情報ネットワーク、システムの企画・開発・運用、情報機器販売・保守に至るトータルサービスを、 お客さまに低廉かつ高品質で提供できる体制が整うこととなります。 なお、3社の事業統合の概要は別紙のとおりです。 以 上 【別 紙】 情報システム事業会社の事業統合概要
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