1.業況および景気 |
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各社の業況については、今期3ヶ月(平成12年7〜9月期)の業況判断DI(「上昇」−「下降」社数構成比)
が12.4(「上昇」30.1%、「下降」17.7%)と、5四半期連続でプラスを維持したとともに、
前回(平成12年7月)調査の4〜6月期判断(9.3)から3.1ポイント改善した。
来期3ヶ月(平成12年10〜12月期)については、DIが14.4と、今期3ヶ月の判断
(12.4)よりさらに2.0ポイント改善する見通しが示されている。 |
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各社が判断する国内全体の景気については、今期3ヶ月のDIが12.8となり、前回調査の4〜6月期判断
(17.0)から4.2ポイント下降したものの、来期3ヶ月の見通しについては、DIが14.0となり、
今期3ヶ月の判断(12.8)から、1.2ポイント上昇する見通しが示されている。 |
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売上高は今期3ヶ月のDIが10.6、製品出荷量の今期3ヶ月のDIについては15.8となり前回調査と比べてともに改善した。
また、来期3ヶ月については、売上高が13.7、製品出荷量は17.3となり、さらに改善する見通しが示されている。 |
2.生産設備の動向 |
○ |
生産設備の動向は、今期3ヶ月では「不変」が77.2%,「新増設」が19.3%となった。来期3ヶ月では、
「不変」が73.0%,「新増設」が20.6%とさらに改善する見通しが示されている。 |
3.雇用人員の状況,今後の採用計画 |
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雇用人員の状況については、「適正である」が66.5%と高い割合を占めるなか、「過剰」
(14.2%)が「不足」(19.3%)を下回っている。 |
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今後の採用計画は、「現状維持の予定」が66.9%を占めたものの、「増員の予定」(21.0%)が「削減の予定」
(12.1%)を上回っている。 |