インドネシア・アルンll LNG
延長売買契約の締結について

平成12年8月29日


 東北電力ならびに東京電力は、インドネシア・アルンllLNG売買契約の延長について検討を進めて参りましたが、 8月28日、インドネシア国営石油ガス公社(プルタミナ)との間で延長に係る売買契約を締結いたしました。

 アルンll LNG売買契約につきましては、東北電力ならびに東京電力を買主、プルタミナを売主として、 1984年1月よりLNGの受渡しを開始し、現在に至っております。

 本契約は2004年末をもって契約期間が満了になることから、プルタミナ側より契約延長に関する提案があり、 その後、契約条件について交渉を進めてきた結果、合意に達したものです。これにより、2005年1月以降5年間にわたり、 東北電力は年平均83万トン、東京電力は年平均13万トンを購入することになります。

 なお、売買契約書の調印式は、プルタミナからバイハキ・ハキム総裁、買主側からは東北電力取締役社長八島俊章、 東京電力取締役副社長が出席し、ジャカルタのプルタミナ本社において行われました。

以 上



(参考資料)

1.アルンll LNG既存売買契約の概要

項 目 概 要
1.当事者 (売主)インドネシア国営石油ガス公社
(買主)東北電力株式会社、東京電力株式会社
2.引渡期間 1984年1月〜2004年12月(21年間)
3.数  量 年平均約351万トン
 東北電力株式会社 約300万トン
 東京電力株式会社 約 51万トン
4.受渡形態 FOB(本船渡し)


2.アルンll LNG延長売買契約の概要

項 目 概 要
1.当事者 (売主)インドネシア国営石油ガス公社
(買主)東北電力株式会社、東京電力株式会社
2.引渡期間 2005年1月〜2009年12月(5年間)
3.数  量 年平均約96万トン
 東北電力株式会社 約83万トン
 東京電力株式会社 約13万トン
4.受渡形態 FOB(本船渡し)