1.業況および景気 |
○ |
各社の業況については,今期3ヶ月(平成12年4〜6月期)の業況判断DI(「上昇」−「下降」社数構成比)が9.3
(「上昇」28.6%,「下降」19.3%)と,4四半期連続でプラスを維持したとともに,前回(平成12年4月)
調査の1〜3月期判断(2.0)から7.3ポイント改善した。
来期3ヶ月(平成12年7〜9月期)については,DIが17.4と,今期3ヶ月の判断(9.3)
よりさらに8.1ポイント改善する見通しが示されている。 |
○ |
各社が判断する国内全体の景気については,今期3ヶ月のDIが17.0となり,前回調査の1〜3月期判断
(7.1)から9.9ポイント改善した。
来期3ヶ月の見通しについては,DIが20.9となり,今期3ヶ月の判断(17.0)から,
3.9ポイント上昇する見通しが示されている。 |
○ |
売上高は今期3ヶ月のDIが8.9,製品出荷量の今期3ヶ月のDIについては14.5となり前回調査と比べてともに改善した。
また,来期3ヶ月については,売上高が20.9,製品出荷量は22.6となり,さらに改善する見通しが示されている。 |
2.生産設備の動向 |
○ |
生産設備の動向は,今期3ヶ月では「不変」が80.9%,「新増設」が16.9%となった。
来期3ヶ月では,「不変」が72.2%,「新増設」が21.6%とさらに改善する見通しが示されている。 |
3.雇用人員の状況,今後の採用計画 |
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雇用人員の状況については,「適正である」が70.0%を占めたものの,依然,「過剰」(16.5%)が「不足」
(13.5%)を上回っている。 |
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今後の採用計画は,「現状維持の予定」が71.8%を占めるなど,過剰感の根強さがうかがわれるものの,
「増員の予定」(15.0%)が「削減の予定」(13.2%)を上回っている。 |