東通原子力発電所1号機の 基礎基盤検査の合格について |
平成12年8月2日 当社は、本日14時、東通原子力発電所1号機にかかわる通商産業省の基礎基盤検査(通称:岩盤検査) に合格いたしましたのでお知らせいたします。 東通原子力発電所1号機(沸騰水型軽水炉、出力:110万kW)は、平成10年12月に着工し、 平成17年7月の運転開始を目指し、現在、発電所本館基礎工事、復水器冷却用水路工事、循環水配管据付工事、 港湾工事等の工事を継続しており、本年7月末の総合工事進捗率は約16%となっております。 今回行われた基礎基盤検査は、原子炉格納施設の基礎掘削が完了した段階で、基礎岩盤の使用前検査を受けるものであり、 具体的には、基礎岩盤の地質・強度等について検査を行い、 原子炉格納施設の基礎岩盤として十分な強度を有していることの確認を目的に行われるものです。 今回の検査合格により、東通原子力発電所1号機の基礎岩盤が、こうした観点に照らし、 十分な強度を有していることが確認されたこととなります。 今後は、平成17年7月の運転開始に向け、原子炉建屋工事、および原子炉格納容器・ 原子炉圧力容器の据付け等の主要工事に順次取り組んでいくこととしております。 以 上 |