全地熱発電所の監視業務を秋田火力発電所に集中化
〜本年8月1日より運用開始〜

平成12年7月27日

 当社では、「地熱発電所遠方監視集中化」を計画推進してまいりましたが、 8月1日より運用を開始いたしますのでお知らせいたします。

 当社の地熱発電所は、認可合計出力が22.38万kWで、これはわが国の地熱発電認可出力合計の約半分に相当し、 電力会社では日本一の地熱発電設備を有しております。
 地熱発電は、再生可能な自然エネルギーの中で出力が大きく最も安定した発電設備として注目されており、 当社では、地熱発電についても従来より更なるコストダウンの検討を重ねてきました。
 その結果、地熱発電所の監視業務を秋田火力発電所へ集中化することが効率的であり、 技術的にも現状どおり保安確保が可能であるとの結論を得ました。

 この遠方監視集中化に伴い、各地熱発電所の三交替一人勤務が解消され、 当直員の就労環境が改善されるとともに要員の効率化を図るものです。

 当社は、今後とも東北地方に多く賦存し、地球に優しい地熱資源開発について、 国の地熱開発促進調査等の進捗状況を見極めながら、経済性、供給安定性の見通しが得られた地点について、 開発を検討していくこととしております。

以 上