資材流通方式の効率化について

平成12年7月26日


 当社はこのたび、8月1日付でこれまでの資材流通方式を見直し、資材センター人員の合理化、 流通コストの低減等を目的とした効率的な資材流通方式を再構築することといたしましたのでお知らせいたします。

 現行の資材センター体制は1975年に整備され、資機材の納入メーカーと当社が工事を請負付託する工事会社の中間流通機構として、 資機材の安定供給の役割を果たしてきました。

 その後、道路交通網の整備や高度情報化の進展にあわせて物流体制を見直し、資材流通コストの低減を推進してまいりましたが、 総合的な効率化を図る観点から現行の資材流通方式を見直すことといたしました。

 具体的には、資材センターを廃止するとともに、 これまで資材センターが担っていた管理機能については各支店に移管することを基本とした、 資材流通方式の効率化を図ることといたしました。主な実施概要については、以下のとおりであります。

  1. 納入メーカーから直接工事会社へ購入品を納入(直納)
    資材センターを廃止し購入品はメーカーより直接工事会社に配送することで流通コストを削減

  2. 岩手・宮城・新潟の3個所の資材センター設備を活用し以下の受払業務を外部委託化
    @ 工事によって発生した撤去品の集荷
    A 電力量メーターの受払業務
    B 災害復旧用資材の保管および当社が直接工事をするための資材(直営工事用資材)の受払業務
 また、従来、資材センターなどで出力・配送していた受払帳票について、 インターネットEDIを利用した事業所間のデータ連係を可能にする業務システムを開発導入し、 工事会社へ直接出力するなど、より一層の業務の効率化・情報の迅速化を図ることが可能となりました。

 こうした資材流通方式の効率化により、約80名の人員合理化と流通・配送コストの低減が図れる見込みであります。

以 上


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