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環境にやさしい地元企業を応援

環境にやさしい地元企業の第五弾としてご紹介するのは、福島県南会津郡只見町で蒸留所を設立した合同会社ねっか様です。2016年、地元の米農家が集まり結成した酒造で、発電時にCO2を排出しない再生可能エネルギー電源を使用した電気料金プラン「ecoでんきプレミアム」に加入し、米焼酎を製造するなど、環境に配慮した取り組みを行っています。目指すのは、「世界一、和食に合う米焼酎」。只見町産の酒米のみで造る「只見生まれの完全ドメーヌ米焼酎」は、その豊潤な味わいやさまざまな取り組みが評価され、数々の賞を受賞しています。
また、2023年8月3日までにecoでんきプレミアムにご加入いただいたお客さまの中から、ねっか様の米焼酎をプレゼントいたします!対象のお客さまにはWebサービス「よりそうeねっと」より応募方法をご案内いたしますので、ぜひご応募ください。

※商品発送時点で当社との需給契約を解約された方、ecoでんきプレミアムを解約された方、「よりそうeねっと」を退会された方は対象外となります

合同会社ねっか

代々続く田園を未来に残すために

福島県南西部に位置する只見町は、四方を囲む山々や尾瀬を源流とする只見川、美しい田園風景と、日本の原風景といえる景色が広がり、自然保護と人々の生活が両立する「ユネスコエコパーク」にも認定されています。
当時の只見町長の「町に特産品を作りたい」という思いを受けて設立された「ねっか奥会津蒸留所」では、只見町産の酒米のみで酒造りをしています。社名の「ねっか」とは、只見町や南会津南郷地域で使われる「全然、まったく」を意味する方言。「大丈夫、問題ない」という意味の「さすけねぇ」と組み合わせた「ねっか、さすけねぇ」は、「ノープロブレム」という前向きな気持ちを表します。

代々続く田園を未来に残すために1代々続く田園を未来に残すために2

地域と自然の共生を図る

日本有数の豪雪地帯である只見町は、その積雪が田畑を潤す半面、農家は冬場に仕事ができないという問題を抱えていました。また、高齢化が進んでいることから遊休地も増えています。そこで、遊休地を使って酒米を栽培し、冬場に米農家に醸造を依頼しています。酒米は飯米よりも収穫時期が早いため人や農機具の確保に困らず、また冬場の雇用創出にもつながっています。ねっかの目的は「酒造り」ではなく、「故郷がいつまでも故郷でありつづけること」なのです。

地域と自然の共生を図る1地域と自然の共生を図る2

環境にやさしい農業への転換

重労働が多い農業では、肥料を撒く回数を減らすため、徐々に肥料成分が溶け出すプラスチック皮覆肥料の使用が主流となっています。しかし同時に、使用済みプラスチックの流出による海洋汚染も問題になっています。ねっかでは、海洋教育でマイクロプラスチックの問題を知った地元の中学生から提案を受けて、自社田すべてを、プラスチック被覆肥料からノンプラスチック肥料に変更。その分手間はかかりますが、肥料メーカーの支援を受け環境への負担を減らすことを優先しました。さらに、ねっかのメンバーを中心に6農家で「只見ブランド米協議会」を立ち上げ、JGAP認証を取得。食の安全や環境保全に取り組んでいます。

※JGAP:JGAPの基準にもとづいて「食の安全」や「環境保全」に取り組んでいることが、第三者機関の審査により確認された農場に与えられる認証

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子どもたちが誇れる地域へ

只見町には大学がなく、就職先も少ないため、ほとんどの子どもたちが高校を卒業すると町外に出てしまいます。そこで、子どもたちが町で良い思い出を作り、町に魅力を感じられるよう、地元の小学5年生に田植えや稲刈りなどの米作りを体験してもらっています。さらに、収穫した米で米焼酎を造り、貯蔵。9年後の20歳のつどい(旧成人式)で、その米焼酎をプレゼントする予定です。
こうした地域貢献や未来に継承する取り組みが評価され、2019年に復興庁による「『新しい東北』復興ビジネスコンテスト」で大賞を受賞。他にも農林水産省が実施する2020年度「6次産業化アワード」で食料産業局長賞、環境省と福島県によるプロジェクト「FUKUSHIMA NEXT」で第一回福島県知事賞、食・農関連で地域貢献などを行う個人・団体を表彰する日本農業賞において特別賞を受賞するなど数多くの賞に輝いています。
今後は、廃棄される農産物を使った酒造りにも挑戦する予定とのこと。これからも地域のため、そして未来を見据えた活動が続いていきます。

子どもたちが誇れる地域へ1子どもたちが誇れる地域へ2
オススメ商品
奥会津ねっか

奥会津ねっか
(720ml/8,800円)

原料に徹底的にこだわった米焼酎をシェリー酒の樽で寝かせることで、ミステリアスな香りに仕上がりました。TWSC2022金賞、Kura Master2022金賞を受賞。
米焼酎 ねっか イメージ

米焼酎 ねっか
・720ml/1,870円
・1,800ml/3,630円

 只見町の自社田米100%で造った米焼酎。福島県ハイテクプラザと共同開発した酵母を使用しています。華やかな吟醸香と米のうまみが広がる人気商品です。
めごねっか イメージ

めごねっか
・720ml/1,650円
・1,800ml/3,300円

 醪(もろみ)のもとである掛米にもち米を使用しているため、甘みを感じられるのが特徴。女性やお酒が苦手な方でも飲みやすい米焼酎です。
ばがねっか イメージ

ばがねっか
・720ml/2,530円

 栽培田圃指定・酒造用好適米を使用したこだわりの米焼酎。日本酒の吟醸酒と同じく米を精米歩合60%まで削って仕込んでいるため、贅沢な香りが特徴です。
味わえるスポット
ねっか蒸留所テイスティングルーム イメージ

ねっか蒸留所テイスティングルーム

空き家をリノベーションした蒸留所に併設されたテイスティングルームで試飲(有料)ができるほか、地域の特産品も販売しています。また、一日2組限定で蒸留所の見学(要予約)も受け付けています。見学の予約やテイスティングルームの営業日は、HPから確認できます。
営業時間 10:00〜16:00(12:00〜13:00お昼休み)
電話 0172-84-3411
HP https://nekka.jp/

企業DATA

住所 福島県南会津郡只見町大字梁取字沖998
TEL 0241-72-8872
ホームページ https://nekka.jp/

お問い合わせ

「ecoでんきプレミアム」
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(土日・祝日・年末年始を除く)