１．電力需要について（表−１参照）

　４月分の販売電力量の合計は、６１億６００万ｋＷｈ、対前年比１００．１％となり、契約電力が減少した一方で、前年に比べ気温が低かったことにより暖房需要が増加したことなどから、前年並みの実績となりました。
　用途別の実績については、以下のとおりです。

○電灯

　電灯は、前年に比べ気温が低かったことによる暖房需要の増加などから、対前年比１０４．２％と前年実績を上回りました。

○電力

　電力は、契約電力の減少などから、対前年比９７．９％と前年実績を下回りました。

      

２．供給力について（表−２参照）

　４月の発受電電力量の合計は、６０億６，０００万ｋＷｈ、対前年比９７．０％の実績となり、前年実績を下回りました。

（自社水力）
　出水率１０１．５％の豊水となったことから、発電量は前年を５００万ｋＷｈ上回る８億８，４００万ｋＷｈとなりました。

（自社火力）
　運転状況の違いなどから、発電量は前年を３億７，３００万ｋＷｈ下回る３８億８，４００万ｋＷｈとなりました。

（自社原子力）
　定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所１号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

（自社新エネルギー等）
　地熱発電所の運転状況の違いなどから、発電量は前年を１，２００万ｋＷｈ下回る６，９００万ｋＷｈとなりました。

（他社受電）
　日本卸電力取引所における取引（売電）の増加などから、他社受電合計では、前年を３，２００万ｋＷｈ下回る１６億２，３００万ｋＷｈとなりました。

       

以上

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