プレスリリース

10月分の電力需給実績について

平成27年11月30日

1.電力需要について(表−1参照)

 10月分の販売電力量は、57億2,400万kWh、対前年比97.8%の実績となりました。東日本大震災からの復興の動きなどが続いているものの、前年に比べ検針期間が短かったことや節電への取り組みなどから、前年実績を下回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、東日本大震災からの復興の動きなどが続いているものの、前年に比べ検針期間が短かったことや節電への取り組みなどから、対前年比97.5%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比97.1%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、需要回復の動きはあるものの、節電への取り組みなどから、対前年比97.4%と前年実績を下回りました。
 特定規模需要の合計では、対前年比98.1%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、復興需要や一部業種で生産持ち直しの動きが継続しているものの、一部での自家発稼働の増加や生産減少の影響などから、対前年比99.0%の実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 10月の発受電電力量の合計は、63億6,600万kWh、対前年比98.7%の実績となり、3カ月連続で前年実績を下回りました。

(自社水力)
 出水率80.2%の渇水となり、前年出水率を11.6%下回ったことなどから、発電量は前年を4,100万kWh下回る3億8,800万kWhとなりました。

(自社火力)
 運転状況の違いなどから、発電量は前年を7億9,300万kWh上回る48億1,800万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の補修状況の違いなどから、発電量は前年を1,900万kWh下回る6,800万kWhとなりました。

(他社受電)
 他社火力の運転状況の違いなどから、他社受電合計では、前年を4億7,800万kWh下回る17億9,000万kWhとなりました。

以上

    

    


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