プレスリリース

9月分の電力需給実績について

平成27年10月27日

1.電力需要について(表−1参照)

 9月分の販売電力量は、58億700万kWh、対前年比98.3%の実績となりました。東日本大震災からの復興の動きなどが続いていることに加え、前年に比べ検針期間が長かった一方、8月下旬から9月上旬の気温が前年よりも低く推移したことにより冷房需要が減少したことなどから、前年実績を下回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、8月下旬から9月上旬の気温が前年よりも低く推移したことにより冷房需要が減少した一方、東日本大震災からの復興の動きなどが続いていることに加え、前年に比べ検針期間が長かったことなどから、対前年比100.2%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比99.9%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、需要回復の動きはあるものの、8月下旬から9月上旬の気温が前年よりも低く推移したことによる冷房需要の減少などから、対前年比96.6%と前年実績を下回りました。
 特定規模需要の合計では、対前年比97.5%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、復興需要や一部業種で生産持ち直しの動きが継続しているものの、一部での生産設備の定期修理影響などから、前年比97.2%の実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 9月の発受電電力量の合計は、61億1,600万kWh、前年比97.9%の実績となり、2カ月連続で前年実績を下回りました。

(自社水力)
 出水率103.1%の豊水となり、前年出水率を25.0%上回ったことなどから、発電量は前年を6,800万kWh上回る5億2,400万kWhとなりました。

(自社火力)
 運転状況の違いなどから、発電量は前年を7,100万kWh上回る43億3,600万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の補修状況の違いなどから、発電量は前年を1,000万kWh下回る6,900万kWhとなりました。

(他社受電)
 他社火力の運転状況の違いなどから、他社受電合計では、前年を6,400万kWh下回る18億1,200万kWhとなりました。

以上

   

   


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