プレスリリース

8月分の電力需給実績について

平成27年 9月29日

 

1.電力需要について(表−1参照)

 8月分の販売電力量は、64億1,400万kWh、対前年比99.9%の実績となりました。東日本大震災からの復興の動きなどが続いていることに加え、気温が高かったことにより冷房需要が増加した一方、前年に比べ検針期間が短かったことなどから、前年並みの実績となりました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、東日本大震災からの復興の動きなどが続いていることに加え、気温が高かったことにより冷房需要が増加したものの、前年に比べ検針期間が短かったことなどから、対前年比99.5%の実績となり、2カ月ぶりに前年実績を下回りました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比99.9%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、需要回復の動きに加え、気温が高かったことによる冷房需要の増加などから、対前年比100.8%の実績となり、7カ月ぶりに前年実績を上回りました。
 特定規模需要の合計では、対前年比99.9%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、復興需要や一部業種で生産持ち直しの動きが継続しているものの、一部での生産設備の定期修理影響などから、前年比98.2%の実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 8月の発受電電力量の合計は、69億4,100万kWh、前年比99.3%の実績となり、2カ月ぶりに前年実績を下回りました。

(自社水力)
 出水率69.4%の渇水となり、前年出水率を43.6%下回ったことなどから、発電量は前年を2億4,000万kWh下回る4億6,100万kWhとなりました。

(自社火力)
 運転状況の違いなどから、発電量は前年を1億3,200万kWh上回る49億5,400万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 発電量は8,100万kWhとなり前年並みの実績となりました。

(他社受電)
 他社火力の運転状況の違いなどから、他社受電合計では、前年を6,000万kWh上回る21億5,800万kWhとなりました。

以上

  

  


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