プレスリリース

7月分の電力需給実績について

平成27年 8月31日

1.電力需要について(表−1参照)

 7月分の販売電力量は、60億1,800万kWh、対前年比101.2%の実績となりました。東日本大震災からの復興の動きなどが続いていることに加え、前年に比べ検針期間が長かったことや気温が高めに推移したことによる冷房需要の増加などから、6カ月ぶりに前年実績を上回りました。

 用途別の実績については、以下のとおりです。
 

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、東日本大震災からの復興の動きなどが続いていることに加え、前年に比べ検針期間が長かったことや気温が高めに推移したことによる冷房需要の増加などから、対前年比103.8%の実績となり、3カ月ぶりに前年実績を上回りました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比103.9%の実績となりました。 

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、需要回復の動きが続いていることに加え、前年に比べ気温が高めに推移したことによる冷房需要の増加などがあるものの、節電への取り組みなどから、対前年比98.5%の実績となり、6カ月連続で前年実績を下回りました。

 特定規模需要の合計では、対前年比100.0%の実績となりました。

 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

 

[参考]
○大口電力

 大口電力は、復興需要や一部業種で生産持ち直しの動きが続いていることに加え、一部での前年における定期修理影響などから、前年比100.6%の実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 7月の発受電電力量の合計は、70億1,600万kWh、前年比101.8%の実績となり、7カ月ぶりに前年実績を上回りました。

 

(自社水力)
 出水率75.7%の渇水となり、前年出水率を27.2%下回ったことなどから、発電量は前年を1億2,500万kWh下回る6億900万kWhとなりました。

(自社火力)
 運転状況の違いなどから、発電量は前年を1億3,400万kWh上回る47億8,100万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の補修状況の違いなどから、発電量は前年を700万kWh上回る7,700万kWhとなりました。

(他社受電)
 渇水による他社水力の減や他社火力の運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を3,300万kWh下回る21億1,400万kWhとなりました。

 

以上

 

   

  

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