プレスリリース

5月分の電力需給実績について

平成27年 6月30日

1.電力需要について(表−1参照)

 5月分の販売電力量は、57億3,500万kWh、前年比96.3%の実績となりました。東日本大震災からの復興の動きなどが続いているものの、前年に比べ検針期間が短かったことに加え、高気温による暖房需要の減少や節電への取組みなどから、4カ月連続で前年実績を下回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、東日本大震災からの復興の動きなどが続いているものの、前年に比べ検針期間が短かったことに加え、高気温による暖房需要の減少や節電への取組みなどから、前年比90.4%の実績となり、2カ月ぶりに前年実績を下回りました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、前年比90.8%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、需要回復の動きが続いているものの、前年に比べ高気温による暖房需要の減少などから、前年比99.6%の実績となり、4カ月連続で前年実績を下回りました。
 特定規模需要の合計では、前年比99.5%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、復興需要や一部業種で生産回復の動きが続いているものの、一部での定期修理影響などから、前年比99.4%の実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 5月の発受電電力量の合計は、61億1,400万kWh、前年比97.6%の実績となり、5カ月連続で前年実績を下回りました。

(自社水力)
 出水率107.3%の豊水となり、前年出水率を0.9%上回ったことなどから、発電量は前年を3,000万kWh上回る10億3,500万kWhとなりました。

(自社火力)
 運転状況の違いなどから、発電量は前年を4億9,700万kWh下回る35億300万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の蒸気量の増加などから、発電量は前年を600万kWh上回る7,900万kWhとなりました。

(他社受電)
 他社火力の運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を9,700万kWh上回る18億8,400万kWhとなりました。

以上

 

 


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