プレスリリース

平成26年度上半期の電力需給実績について

平成26年10月30日

1.電力需要について(表−1参照)

 平成26年度上半期の販売電力量は、363億700万kWh、対前年比98.9%の実績となりました。東日本大震災からの復興の動きが続いているものの、前年に比べ春先の気温が高く、夏場の気温が低めに推移したことによる冷暖房需要の減少などから、前年実績を下回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、東日本大震災からの復興の動きが続いているものの、前年に比べ春先の気温が高く、夏場の気温が低めに推移したことによる冷暖房需要の減少などから、対前年比96.7%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比96.9%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、需要回復の動きが続いているものの、前年に比べ春先の気温が高く、夏場の気温が低めに推移したことによる冷暖房需要の減少などから対前年比99.2%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比100.0%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、復興需要や生産回復の動きが続いているものの、一部での生産減や自家発の稼働影響などから、対前年比100.2%の実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 平成26年度上半期の発受電電力量の合計は、392億100万kWh、対前年比98.5%の実績となり、前年実績を下回りました。

(自社水力)
 出水率は前年を2.8%下回る104.5%となりましたが、新潟・福島豪雨により停止していた発電所の運転再開などにより、発電量は前年を4億9,000万kWh上回る46億2,500万kWhとなりました。

(自社火力)
 水力の増加や需要の減少などにより、発電量は前年を2億9,300万kWh下回る266億900万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の運転状況の違いなどから、発電量は前年を300万kWh上回る4億3,900万kWhとなりました。

(他社受電)
 他社火力の運転状況の違いによる受電の減少などから、他社受電合計では前年を12億1,100万kWh下回る112億6,200万kWhとなりました。

以上

  

  


「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」印刷用PDF

←← 東北電力トップページ ← 元のページへ戻る