プレスリリース

6月分の電力需給実績について

平成26年 7月29日

1.電力需要について(表−1参照)

 6月分の販売電力量は、57億4,500万kWh、対前年比99.8%の実績となりました。東日本大震災からの復興の動きが続いているものの、節電への取り組みなどから、2カ月連続で前年実績を下回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、東日本大震災からの復興の動きはあるものの、節電への取り組みなどから、対前年比98.7%の実績となり、2カ月連続で前年実績を下回りました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比98.6%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、需要回復の動きが続いていることなどから、対前年比100.9%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比100.4%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、復興需要による高操業の動きが続いているものの、一部での生産減や自家発の稼働影響などから、対前年比100.1%と、前年並みの実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 6月の発受電電力量の合計は、63億3,300万kWh、対前年比99.9%と、前年並みの実績となりました。

(自社水力)
 出水率115.1%の豊水となったことや、新潟・福島豪雨により停止していた発電所の運転再開により、発電量は前年を1億5,600万kWh上回る8億2,500万kWhとなりました。

(自社火力)
 他社火力からの受電量の減少などにより、発電量は前年を1億8,300万kWh上回る43億5,300万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の運転状況の違いなどから、発電量は前年を600万kWh上回る6,400万kWhとなりました。

(他社受電)
 他社火力の運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を3億9,000万kWh下回る17億4,800万kWhとなりました。

以上

  

  


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