プレスリリース

3月分の電力需給実績について

平成26年 4月30日

1.電力需要について(表−1参照)

 3月分の販売電力量は、71億6,400万kWh、対前年比101.2%の実績となりました。東日本大震災からの復興や大口電力における生産回復の動きが続いていることなどから、2カ月連続で前年実績を上回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、東日本大震災からの復興の動きが続いているものの、前年に比べ検針期間が短かったことなどから、対前年比98.9%の実績となり、2カ月ぶりに前年実績を下回りました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比98.3%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、東日本大震災からの復興の動きが続いていることなどから、対前年比101.5%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比103.2%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、生産回復の動きが続いていることなどから、対前年比104.6%の実績となり、6カ月連続で前年実績を上回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 3月の発受電電力量の合計は、上中旬の気温が低めに推移したことによる暖房需要の増加などから、78億1,600万kWh、対前年比103.7%となり、3カ月連続で前年実績を上回りました。

(自社水力)
 出水率は、前年を5.5%下回る103.0%となりましたが、新潟・福島豪雨により停止していた発電所の運転再開などにより、発電量は前年を7,800万kWh上回る6億5,900万kWhとなりました。

(自社火力)
 運転状況の違いなどから、発電量は前年を11億1,200万kWh上回る60億900万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の蒸気量の減少などから、発電量は前年を500万kWh下回る7,900万kWhとなりました。

(他社受電)
 他社火力の運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を4億9,200万kWh下回る17億8,200万kWhとなりました。

以上

   

   


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