１．電力需要について（表−１参照）

　１月分の販売電力量は、７７億５，１００万ｋＷｈ、対前年比９９．１％の実績となりました。震災からの復興や大口電力における生産回復の動きはみられるものの、気温が前年に比べ高めに推移したことによる暖房需要の減少などから、　２ヵ月連続で前年実績を下回りました。
　用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要（自由化対象以外のお客さま）

　電灯は、震災からの復興の動きがみられるものの、気温が前年に比べ高めに推移したことによる暖房需要の減少などから、対前年比９７．２％の実績となり、２ヵ月連続で前年実績を下回りました。
　特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比９６．２％の実績となりました。

○特定規模需要（自由化対象のお客さま）

　業務用電力は、震災からの復興の動きがみられるものの、気温が前年に比べ高めに推移したことによる暖房需要の減少などから、対前年比９８．９％の実績となりました。
　特定規模需要の合計では、対前年比１０１．６％の実績となりました。
　なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

［参考］
○大口電力

　大口電力は、生産回復の動きがみられることなどから、対前年比１０４．１％の実績となり、４ヵ月連続で前年実績を上回りました。

２．供給力について（表−２参照）

　１月の発受電電力量の合計は、８３億９，５００万ｋＷｈ、対前年比１００．３％と、前年並みの実績となりました。

（自社水力）
　電源地点への降水が少なく、出水率９６．２％の渇水となりましたが、前年の出水率（８８．４％）を上回ったことなどから、発電量は前年を１億１，７００万ｋＷｈ上回る４億９，９００万ｋＷｈとなりました。

（自社火力）
　運転状況の違いなどから、発電量は前年を５億５，５００万ｋＷｈ上回る６２億８，７００万ｋＷｈとなりました。

（自社原子力）
　定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所１号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

（自社新エネルギー等）
　地熱発電所の運転状況の違いなどから、発電量は前年を２００万ｋＷｈ上回る７，７００万ｋＷｈとなりました。

（他社受電）
　他社火力の運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を２億ｋＷｈ下回る２２億３，８００万ｋＷｈとなりました。

以上

 

 

• （表−１）平成２６年１月分の需要実績（PDFファイル/8KB）
• （表−２）平成２６年１月の供給力概要（PDFファイル/8KB）

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