プレスリリース

12月分の電力需給実績について

平成26年 1月28日

1.電力需要について(表−1参照)

 12月分の販売電力量は、64億9,300万kWh、対前年比96.5%の実績となりました。震災からの復興や大口電力における操業水準の持ち直しの動きはみられるものの、検針期間が短かったことや気温が前年に比べ高めに推移したことによる暖房需要の減少などから、2ヵ月ぶりに前年実績を下回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、震災からの復興の動きがみられるものの、検針期間が短かったことや気温が前年に比べ高めに推移したことによる暖房需要の減少などから対前年比89.8%の実績となり、2ヵ月ぶりに前年実績を下回りました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比89.3%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、震災からの復興の動きがみられるものの、気温が前年に比べ高めに推移したことによる暖房需要の減少などから、対前年比99.3%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比101.3%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、一部で操業水準の持ち直しの動きがみられることなどから、対前年比102.6%の実績となり、3ヵ月連続で前年実績を上回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 12月の発受電電力量の合計は、上旬の気温が高めに推移したことによる暖房需要の減少などから、79億1,600万kWh、対前年比98.7%の実績となり、3ヵ月ぶりに前年実績を下回りました。

(自社水力)
 電源地点への降水が少なく、出水率98.0%の渇水となりましたが、前年の出水率(72.8%)を上回ったことから、発電量は前年を2億600万kWh上回る6億1,200万kWhとなりました。

(自社火力)
 運転状況の違いなどから、発電量は前年を5億7,400万kWh上回る58億6,300万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の運転状況の違いなどから、発電量は前年を1,600万kWh上回る8,000万kWhとなりました。

(他社受電)
 他社火力の運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を4億1,200万kWh下回る20億6,900万kWhとなりました。

以上






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