１．電力需要について（表−１参照）

　１１月分の販売電力量は、６０億１,５００万ｋＷｈ、対前年比１０２．８％の実績となりました。震災からの復興や大口電力における操業水準の持ち直しの動きなどから、４ヵ月ぶりに前年実績を上回りました。
　用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要（自由化対象以外のお客さま）

　電灯は、震災からの復興の動きがみられることなどから、対前年比１０３．０％の実績となり、４ヵ月ぶりに前年実績を上回りました。
　特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比１０３．０%の実績となりました。

○特定規模需要（自由化対象のお客さま）

　業務用電力は、震災からの復興の動きがみられることなどから、対前年比１０２．４％の実績となりました。
　特定規模需要の合計では、対前年比１０２．６%の実績となりました。
　なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

［参考］
○大口電力

　大口電力は、一部で操業水準の持ち直しの動きがみられることなどから、対前年比
１０３．２％の実績となり、２ヵ月連続で前年実績を上回りました。

２．供給力について（表−２参照）

　１１月の発受電電力量の合計は、中旬前半の気温が低かったことによる暖房需要の増加などから、６９億１，１００万ｋＷｈ、対前年比１０２．０％の実績となり、２ヵ月連続で前年実績を上回りました。

（自社水力）
　日本海側において降水量が多かったことから、出水率１０９．５％の豊水となり、発電量は前年を１億４，８００万ｋＷｈ上回る５億６，９００万ｋＷｈとなりました。

（自社火力）
　運転状況の違いなどから、発電量は前年を９億７，７００万ｋＷｈ上回る５０億８，１００万ｋＷｈとなりました。

（自社原子力）
　定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所１号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

（自社新エネルギー等）
　地熱発電所の運転状況の違いなどから、発電量は前年を１，１００万ｋＷｈ下回る７，３００万ｋＷｈとなりました。

（他社受電）
　他社火力の運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を４億５，８００万ｋＷｈ下回る１８億１，５００万ｋＷｈとなりました。

以上

  

  

• （表−１）平成２５年１１月分の需要実績（PDFファイル/8KB）
• （表−２）平成２５年１１月の供給力概要（PDFファイル/8KB）

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