プレスリリース

10月分の電力需給実績について

平成25年11月26日

1.電力需要について(表−1参照)

 10月分の販売電力量は、59億4,100万kWh、対前年比99.8%の実績となりました。震災からの復興や大口電力における操業水準持ち直しの動きはみられるものの、前年と比較して9月の気温が低かったことによる冷房需要の減少などから、前年並みの実績となりました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、震災からの復興の動きはみられるものの、前年と比較して9月の気温が低かったことによる冷房需要の減少などから、対前年比97.8%の実績となり、3ヵ月連続で前年実績を下回りました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比97.5%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、震災からの復興の動きはみられるものの、前年と比較して9月の気温が低かったことによる冷房需要の減少などから、対前年比99.3%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比100.9%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、一部で操業水準持ち直しの動きがみられることなどから、対前年比102.1%の実績となり、12ヵ月ぶりに前年実績を上回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 10月の発受電電力量の合計は、66億kWh、対前年比103.2%の実績となり、4ヵ月ぶりに前年実績を上回りました。

(自社水力)
 台風や秋雨前線の影響で、降水量が多かったことから、出水率110.6%の豊水となり、発電量は前年を1億9,300万kWh上回る4億8,400万kWhとなりました。

(自社火力)
 運転状況の違いなどから、発電量は前年を7億4,600万kWh上回る49億9,200万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の運転状況の違いなどから、発電量は前年を1,000万kWh下回る6,000万kWhとなりました。

(他社受電)
 他社火力の運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を1億7,200万kWh下回る16億2,400万kWhとなりました。

以上






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