１．電力需要について（表−１参照）

　８月分の販売電力量は、６３億５００万ｋＷｈ、対前年比９７．３％の実績となりました。前年と比較して気温が低かったことによる冷房需要の減少などから、２カ月ぶりに前年実績を下回りました。
　用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要（自由化対象以外のお客さま）

　電灯は、前年と比較して気温が低かったことによる冷房需要の減少などから、対前年比９６．１％の実績となり、２カ月ぶりに前年実績を下回りました。
　特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比９４．７%の実績となりました。

○特定規模需要（自由化対象のお客さま）

　業務用電力は、前年と比較して気温が低かったことによる冷房需要の減少などから、対前年比９８．７％の実績となりました。
　特定規模需要の合計では、対前年比９８．５％の実績となりました。
　なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

［参考］
○大口電力

　大口電力は、一部輸出関連企業で稼働減少の動きが続いていることなどから、対前年比９９．５％の実績となり、１０カ月連続で前年実績を下回りました。

２．供給力について（表−２参照）

　８月の発受電電力量の合計は、７１億７，３００万ｋＷｈ、対前年比９７．０％の実績となり、２カ月連続で前年実績を下回りました。

（自社水力）
　降水量が多かったことから、出水率１１６．７％の豊水となり、発電量は前年を
１億８，３００万ｋＷｈ上回る６億２，５００万ｋＷｈとなりました。

（自社火力）
　運転状況の違いなどから、発電量は前年を５億１，８００万ｋＷｈ上回る５０億２，０００万ｋＷｈとなりました。

（自社原子力）
　定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所１号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

（自社新エネルギー等）
　地熱発電所の運転状況の違いなどから、発電量は前年を５００万ｋＷｈ下回る７，９００万ｋＷｈとなりました。

（他社受電）
　他社発電所の運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を２億２，０００万ｋＷｈ下回る２１億７，４００万ｋＷｈとなりました。

以上

• （表−１）平成２５年８月分の需要実績（PDFファイル/8KB）
• （表−２）平成２５年８月の供給力概要（PDFファイル/8KB）

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