１．電力需要について（表−１参照）

　２月分の販売電力量は、７１億６，９００万ｋＷｈ、対前年比９５．１％の実績となりました。前年と比較して検針期間が短かったことや大口電力における稼働減少の影響などにより、平成２４年２月分以来、１２カ月ぶりに前年実績を下回りました。
　用途別の実績については、以下のとおりです。

　なお、ご参考として前々年度との比較も表−１に掲載しております。

○特定規模需要以外の需要（自由化対象以外のお客さま）

　電灯は、前年と比較して検針期間が短かったことや、前年よりも気温が高く推移したことによる暖房需要の減少などから、対前年比９３．４％の実績となり、７カ月ぶりに前年実績を下回りました。
　特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比９２．２％の実績となりました。

○特定規模需要（自由化対象のお客さま）

　業務用電力は、東日本大震災による前年の落ち込みからの回復などにより、対前年比１００．９％の実績となり、１２カ月連続で前年実績を上回りました。
　特定規模需要の合計では、対前年比９７．３％の実績となりました。
　なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

　大口電力は、輸出関連企業を中心に稼働減少の動きが続いていることなどから、対前年比９４．７％の実績となり、４カ月連続で前年実績を下回りました。

２．供給力について（表−２参照）

　２月の発受電電力量の合計は、７６億９，３００万ｋＷｈと、対前年比９６．５％の実績となりました。前年の閏年の影響による日数差や、前年よりも気温が高く推移したことによる気温影響などにより、平成２４年１月分以来、１３カ月ぶりに前年実績を下回りました。

　なお、ご参考として前々年度との比較も表−２に掲載しております。

（自社水力）
　出水率８５．８％の渇水となりましたが、前年の出水率を上回ったことから、発電量は前年を３，４００万ｋＷｈ上回る３億５，４００万ｋＷｈとなりました。

（自社火力）
　前年との運転状況の違いなどから、発電量は前年を９，０００万ｋＷｈ上回る５２億６，７００万ｋＷｈとなりました。

（自社原子力）
　定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所１号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

（自社新エネルギー等）
　地熱発電所の前年との運転状況の違いから、発電量は前年を１，９００万ｋＷｈ下回る７，０００万ｋＷｈとなりました。

（他社受電）
　前年との運転状況の違いなどから、他社受電合計では前年を５，３００万ｋＷｈ上回る２２億８，０００万ｋＷｈとなりました。

以上

• （表−１）平成２５年２月分の需要実績（PDFファイル/13KB）
• （表−２）平成２５年２月の供給力概要（PDFファイル/14KB）

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