プレスリリース

11月分の電力需給実績について

平成24年12月26日

1.電力需要について(表−1参照)

 11月分の販売電力量は、58億5,300万kWh、対前年比100.6%の実績となりました。東日本大震災の影響で販売電力量が減少した前年11月からの反動はあるものの、大口電力における稼働減少の影響などにより、ほぼ前年並みの水準となりました。なお、対前年比は9カ月連続で前年実績を上回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

 なお、東日本大震災の影響で、前年度は販売電力量が減少しておりますので、ご参考として前々年度との比較も表−1に掲載しております。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、震災復興の動きなどもあり、対前年比102.6%の実績となり、4カ月連続で前年実績を上回りました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比102.0%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、東日本大震災の影響を受けた前年11月からの反動などにより、対前年比106.3%の実績となり、9カ月連続で前年実績を上回りました。
 特定規模需要の合計では、対前年比99.9%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、対前年比95.9%の実績となりました。海外景気の減速などから、輸出関連企業を中心に稼働減少の動きがみられ、9カ月ぶりに前年実績を下回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 11月の発受電電力量の合計は、67億7,500万kWhと、対前年比101.6%の実績となり、10カ月連続で前年実績を上回りました。

 なお、東日本大震災の影響で、前年度は発受電電力量が減少しておりますので、ご参考として前々年度との比較も表−2に掲載しております。

(自社水力)
 出水率88.8%の渇水となりましたが、前年は新潟・福島豪雨により停止した発電所の影響が大きかったことから、発電量は前年を9,900万kWh上回る4億2,100万kWhとなりました。

(自社火力)
 他社受電の増加などに伴う前年との運転状況の違いから、発電量は前年を3億9,600万kWh下回る41億400万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の前年との運転状況の違いから、発電量は前年を1,200万kWh下回る8,400万kWhとなりました。

(他社受電)
 前年は東日本大震災の影響により停止した発電所があったことなど、運転状況の違いから、他社受電合計では前年を7億800万kWh上回る22億7,300万kWhとなりました。

以上






「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」印刷用PDF

←← 東北電力トップページ ← 元のページへ戻る