プレスリリース

7月分の電力需給実績について

平成24年 8月28日

1.電力需要について(表−1参照)

 7月分の販売電力量は、59億2,700万kWh、対前年比100.1%の実績となりました。気温が低く推移したことによる冷房需要の減少があったものの、東日本大震災の影響で販売電力量が大幅に減少した前年7月からの反動などにより、5カ月連続で前年実績を上回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

 なお、東日本大震災の影響で、前年度は販売電力量が大幅に減少しておりますので、ご参考として前々年度との比較も表−1に掲載しております。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、前年よりも気温が低く推移したことによる冷房需要の減少などから、対前年比94.3%の実績となり、6カ月ぶりに前年実績を下回りました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比94.0%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、東日本大震災の影響を受けた前年7月からの反動などにより、対前年比101.2%の実績となり、5カ月連続で前年実績を上回りました。
 特定規模需要の合計では、対前年比103.2%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、東日本大震災の影響を受けた前年7月からの反動などにより、対前年比105.7%の実績となり、5カ月連続で前年実績を上回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 7月の発受電電力量の合計は、68億9,200万kWhと、東日本大震災の影響で発受電電力量が大幅に減少した前年7月からの反動などにより、対前年比102.3%の実績となり、6カ月連続で前年実績を上回りました。

 なお、東日本大震災の影響で、前年度は発受電電力量が大幅に減少しておりますので、ご参考として前々年度との比較も表−2に掲載しております。

(自社水力)
 出水率87.7%の渇水となりました。
 出水差や、新潟・福島豪雨の影響により停止中の発電所があることなどから、発電量は前年を9,700万kWh下回る6億300万kWhとなりました。

(自社火力)
 需要の増加や、水力発電所の停止影響などに伴う運転状況の違いから、発電量は前年を1億800万kWh上回る38億8,000万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の前年との運転状況の違いから、発電量は前年を1,300万kWh下回る8,200万kWhとなりました。

(他社受電)
 前年は東日本大震災の影響により停止した発電所があったことなど、運転状況の違いから、他社受電合計では前年を7億1,200万kWh上回る23億3,100万kWhとなりました。

以上

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