プレスリリース

2月分の電力需給実績について

平成24年 3月27日

1.電力需要について(表−1参照)

 2月分の販売電力量は、75億3,800万kWh、対前年比99.6%の実績となりました。前年と比較して検針期間が長かったことや、気温の低下による暖房需要の増加などがあったものの、東日本大震災の影響や節電へのご協力などにより、12カ月連続で前年実績を下回りました。
 用途別の実績については、以下のとおりです。

○特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、東日本大震災の影響や節電へのご協力がありましたが、前年と比較して検針期間が長かったことや、気温の低下による暖房需要の増加などから、対前年比104.8%の実績となり、平成23年2月以来、12カ月ぶりに前年実績を上回りました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比105.1%の実績となりました。

○特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、前年と比較して検針期間が長かったことや、気温の低下による暖房需要の増加などがあったものの、東日本大震災の影響や節電へのご協力などにより、対前年比95.6%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比95.7%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
○大口電力

 大口電力は、閏年の影響により前年と比較して検針期間が長かったものの、東日本大震災の影響などにより、対前年比94.9%の実績となり、12カ月連続で前年実績を下回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 2月の発受電電力量の合計は、79億7,100万kWh、対前年比102.5%の実績となりました。東日本大震災の影響はあるものの、閏年の影響による前年との日数差や、気温の低下による暖房需要の増加などにより、平成23年2月以来、12カ月ぶりに前年実績を上回りました。

(自社水力)
 出水率81.8%の渇水となりました。
 新潟・福島豪雨の影響により停止中の発電所があることや、前年との出水状況の違いなどから、発電量は前年を2億3,400万kWh下回る3億2,000万kWhとなりました。

(自社火力)
 東日本大震災の影響などにより停止した発電所の発電量を補うため、運転中の発電所が高稼働したことや、前年との運転状況の違いなどから、発電量は前年を11億4,000万kWh上回る51億7,700万kWhとなりました。

(自社原子力)
 定期検査により、女川原子力発電所の全号機と東通原子力発電所1号機が運転を停止していることから、発電量はありませんでした。

(自社新エネルギー等)
 地熱発電所の前年との運転状況の違いにより、発電量は前年を2,300万kWh上回る8,900万kWhとなりました。

(他社受電)
 前年との運転状況の違いなどから、他社受電合計では、前年を1,500万kWh上回る22億2,700万kWhとなりました。

以上

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